|
ジョン・マクレーン(John McClane、 1955年5月23日 - )は架空のキャラクターであり映画『ダイ・ハード』シリーズの主人公である。ブルース・ウィリスが彼を演じた。 == 形成と説明 == 頻繁に口汚くジョークを言い、自身が事件に巻き込まれる事をぼやいているが、なかなか死なない(=die hard)ニューヨークの警察官として描かれており、生きるための様々な知恵で逆境を乗りこえる。 何かしら大きな事件に巻き込まれてしまう事が多く、世界一ついてない男と揶揄される。また、シリーズ全5作中、第3作以外すべてで家族も巻き添えとなっている。 もともとジョン・マクレーンはロデリック・ソープ著 ''Nothing Lasts Forever'' の探偵ジョー・リーランドと、ウォルター・ウェイジャー著『ケネディ空港着陸不能』のフランク・マローンに基づいており、ダーティ・ハリーの影響も受けている。なお、第1作の悪役ハンス・グルーバーが「ジョン・ウェインにでもなったつもりか?」と訊いたのに対し、マクレーンは「ロイ・ロジャースが好きだった」と答えている。 マクレーンは離婚の危機にも瀕している。彼は自警主義であり、職を失ってでも権力と戦う意思を持ち、チェーン・スモーカーでもある。第3作で彼がアルコール依存症に陥りかけた時、「人間をやめる2歩手前」と言われたのに対し「1歩だ」と冗談交じりに訂正している。 第2作では「お前は間違ったときに間違った場所にいる間違った男だ」と言われて、「それが運命だ」と返している。第4作では危険な状況に陥って戦う事について「他に誰もやる奴がいないからだ」と述べている〔発電所に向かう車中でファレルに語っていた。〕。 武器や爆薬の知識を幅広く持ち合わせており、全作通して敵から奪い取った様々な銃器のほとんどを問題なく使いこなしている他、1作目においては強盗グループへの攻撃に入手したプラスチック爆薬に電気信管を大量に刺し、パソコンのブラウン管と椅子に挟み込んで高所から落として起爆する、という電気信管が衝撃に弱いことを利用する手法をとった〔信管に接続する起爆装置を入手できなかったため〕。また、2作目において接触したテロリストグループのメンバーが使用していた拳銃が最新式であることを見抜き、手荷物泥棒で処理しようとしていた空港警察に警告している〔ただし、その際に披露した知識である「空港のX線に引っかからない」は現実には間違っているものである。詳しくは該当の拳銃グロック17を参照〕。 愛銃はベレッタM92自動拳銃で1作目から3作目まで使用していた。4作目ではSIG SAUER P220自動拳銃に変えている。5作目では公務ではない休暇を利用した海外渡航だったため、拳銃を最初から所持していなかった。3、4作目においては自前の拳銃を後半で紛失しており、3作目では仲間からS&W M36を拝借、4作目では敵から奪い取ったベレッタPx4を使用した。 銃などの武器に精通している反面、格闘術に関しては得意としているわけではないようで、相手に掴みかかってがむしゃらに殴ったり、周囲の物品を武器として利用することで優位を保つなど非常に荒いファイトスタイルである。シリーズ通して敵と一対一での格闘戦では往々に窮地に立たされることが多く、一度倒したと思っても倒し切れずに逆襲を受けること〔1作目では意識を取り戻したカールに銃で撃たれかけたのを警官のパウエルに助けられている。4作目では意識を取り戻したマイによって建物の外に蹴り落とされる。〕や、最終的に格闘戦では勝てずに終わったこともある〔2作目のラストのスチュアート戦ではほとんど一方的な戦いになり、結果として飛行機から蹴り落とされてしまっている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・マクレーン (架空の人物)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|